東武野田線初石駅前すぐにある、醤油の産地である野田のキノエネ醤油を使ったラーメンが売りの店。実はキノエネ醤油はあのキッコーマンよりも古く、天保元年(1830年)創業の老舗中の老舗なんですね。
白ラーメンとはタレに白醤油を使用したラーメンです。白醤油というだけあって透き通っていて見た目は塩ラーメンのようです。醤油というかミネラルを豊富に含んだ塩の旨味のような印象。麺は太麺と細麺が選べ、太麺にしたけどこのスープなら個人的には細麺の方が合うと思う。
醤油味のつけめんなら、酸味や辛味を効かせたあっさり系のつけ汁もありだけど、味噌つけめんだとやっぱりスープの濃厚さがある程度は必要でしょう。ここでは醤油系のメニューの方が間違いないのかな。
香りは普通の醤油の方がありますが、白醤油の方が糖度が高いこともあり風味も異なります。旨味も非常に強くて意外と扱うのが難しそうだね。今回は細麺にしましたがやはり個人的にはこちらの方が好みでした。
担々麺風のラーメンで胡麻の風味とラー油が効いていますが、豚骨ベースのスープが主導なので辛さはさほどでもなく食べやすさがあります。ただ今ひとつどこにピントを合わせたいのかわかりづらいラーメン。スープにもう少しコクがほしいね。