健康をテーマとした博士ラーメンの本店です。「博士ラーメン別館」と同じ敷地内にありラーメンメニューもありますが、タイやベトナムなどのアジアン料理が中心です。ラーメンも別館とは異なるものを提供しています。「5つ星ホテルのシェフたちが調理する、アジアン料理とHAKASEオリジナルの麺類をリゾートの雰囲気の中で楽しく食べて頂くアジアンダイニングです。」とのことです。
スープは鶏が主体で、グリーンカレーの特徴であるココナッツミルクが全面に出ています。その分香辛料やナンプラーは控えめです。食べ始めはすごく美味しいのですが、やはりライスと合わせて食べる方がベターかな。ラーメンとなるとこの甘さが次第にしつこく感じてきますね。麺は無かん水で、糖分の吸収を抑えるギムネマが練りこまれた自家製の太麺。具は鶏肉、タイナス、赤ピーマンなどが入っています。
創業300年の本醸造正油を使用しているそうです。和風ダシがよく出ているラーメンですが、別館のものと比べると複雑さがなくシンプルな印象です。麺はおそらくグリーンカレーラーメンと同じです。
博士ラーメン別館が現在営業をしておらず、以前本店で提供していたラーメンに代わり、別館で提供していたラーメンをこちらで提供しています。豚、鶏といった動物系、煮干し、鰹節、鯖節、昆布等を煮込んだスープ。もちろん化学調味料は不使用。麺はかんすいを使わず、糖尿病抑制のギムネマ、ガン抑制のキャベツ生青汁、老化抑制の黒ゴマを練り込んだという太麺。独創性に富んだラーメンですが美味しく仕上がっています。
「特沖縄天然塩タレとは、沖縄自然海塩を使用して独自にブレンドしたタレ」ということですが、塩分はそれほど強く出しておらず出汁感を生かした味。以前市川大町店で食べた塩ラーメンは、しっかり塩味を効かせたものだったので別物です。あれも美味しかったけどこちらのアプローチの方が博士ラーメンらしさが出ていますね。1つ気になったのは特醸正油ラーメンとの差別化があまり図れていないことくらいかな。