2010年8月20日オープン。もともと馬橋にあった地元客で賑わう人気店でしたが、2006年6月に稲毛のワンズモールラーメン劇場に移転しました。その後ワンズモールから撤退したのが2007年6月。そして約3年のブランクを経て、「らーめんひがし」から「らーめん超ひがし皐月」に改称し復活を遂げました。らーめんも然る事ながらひがしのちゃーはんも人気。一見強面の店主と接客担当の奥様による居心地の良さも特徴です。
しょうゆらーめんは煮干しの香りが非常に穏やかで、煮干し系と分類するほどの自己主張の強さもなく、毎日飲みたいくらい優しいスープ。浅草開化楼のやや縮れの入った中細麺を合わせています。ひがしのちゃーはんはラーメンとセットで¥300。パラパラ系というよりは油分を蓄えたタイプで、しっかりついた焼き目が食欲を誘いますね。高級中華というより近所の中華料理店のような懐かしい味。濃いめの醤油味で、ラーメンの煮干しの穏やかな風味と合わさるとまた絶妙ですね。
普段はあまり餃子を注文することはありませんが、この店は食べたくなる雰囲気ですね。パリパリ系ではなくもっちりした皮が美味しい。程良くニンニクが効き、野菜が多めでジューシーです。しそぎょうざというメニューもあったので、そちらも気になりますね〜。
久しぶりの訪問。時間を外し14:00頃だったのですが、ちょうど直前に2組の先客。ご主人曰く、今日は1人でやっているから少し遅くなっちゃうけど大丈夫?とのこと。とは言っても全然待たずに提供されました。煮干しが優しく香る老若男女問わず好まれそうな味は相変わらずですね。あと、このご時世でラーメンが¥630とは頭が下がります。
スープのベースはしょうゆらーめんと同様であると思いますが、酸味を効かせ、煮干しの苦味がしっかり出ていますね。麺を引っ張るのに甘味、辛味、酸味を強調したつけ麺をよく見かけますが、煮干しの苦味をアクセントにするのは新しいなと。しかしながらスープの濃度や脂を強調したものではなく、全体的に優しくまとめているところがひがしらしいですね。
券売機が使えずとりあえずまとめて注文しましたが、麺メニューとのセット価格になってました。しっとりなのに焦げ目が香ばしく食欲をそそる味です。やっぱりうまいね。らーめん、つけめんはもちろんだけど、今日の1番はひがしのちゃーはんが目的だったので非常に満足です。