麺屋こうじというと佐貫大勝軒系として、数年前まで同じく柏にあった人気店を思い出しますが、当時の店舗は現在成田に移転し麺屋青山として営業しています。空いていたこの屋号がまた柏で復活しました。ただラーメンは当時とは異なり大黒屋本舗的なスタイルで、時間帯で提供するメニューを変えています。
昼の部限定のメニューです。ゲンコツを中心に強火で炊かれた動物系スープにサバ節等の魚介スープを合わせ、さらには魚粉も添えられた流行のスタイル。かなり濃厚に仕上げたため、ラーメンと一緒に割スープが付いてきます。これによって自分の好みの濃さに調節できるといったもの。チャーシューは直前にステーキパンで焼き目をつけます。表面こんがりで油も溶け出していますね。
約8年半ぶりの訪問。魚介出汁の割スープが付いてくるところは同じですが、丼のスープが以前より少なくないかい。しかも相当煮詰めたようなしょっぱさというか、旨味が凝縮されすぎているというか。非常にインパクトがありますが、ちょっと後味がクドいな。ただ15時すぎの訪問にも関わらず後客が次々に入ってくるという事は、これぐらい強めの味が支持を得ているということでもありますね。
ラーメンよりはさらっとしているスープ。ラーメンより粘度が低い上、魚粉はスープの上に乗せられただけなので、混ぜようとしなくても勝手に馴染んできますね。麺は小麦が詰まったもの。その上かなり固ゆでで、つけ汁に対して明らかに強すぎるね。もう少しもっちりした優しい麺の方が合うんじゃないかな〜。