2004年6月オープン。かつて13湯麺@五香の松井氏が塾長を務めたラーメン店養成塾「らーめん寺子屋」の4期生が営む店。店名に寺子屋の文字を入れなかったり、こざっぱりした店舗が多い寺子屋系にしては内外装の造りがしっかりしていたりと、どことなく他の寺子屋出身店と雰囲気が異なります。駐車場は店舗の裏に4台、道路を挟んだ店舗向かいに7台分あります。
店の雰囲気以外にも他の寺子屋系と異なる部分としては1番人気が担々麺というところ。豚骨や丸鶏、野菜をベースとした甘みのあるスープ。この甘みはひき肉からですかね?そこに胡麻やナッツの風味も加わり辛さは控えめです。四川料理の担々麺とは方向性が異なり食べ手を選ばない優しい味ですね。麺はもちろん自家製麺。縮れの入った中細麺は熟成されぷりっとした食感で存在感を発揮しています。
担々麺が有名ですがメニューの先頭は寺子屋系らしく醤油らーめんです。師匠の13湯麺が基本的に鶏ガラ出汁のみであるのに対し、ゲンコツに背ガラといった豚骨出汁に比重を置いているようです。そこに丸鶏やモミジを合わせたコクのあるスープで、やはりこちらも優しい味に仕上げています。味噌らーめんも人気のようで、それぞれカラーの異なるメニュー展開も人気の秘訣のようですね。