店主はらーめん寺子屋の3期生。最寄駅は東我孫子駅ですが、天王台駅から南にまっすぐ行き国道356号線を越えて右側にあります。アットホームな店内で、ご主人は真剣にラーメンを作る姿が印象的で、奥さんはいつも笑顔で迎えてくれます。
スープはあっさりしていますが鶏の旨味をしっかり感じられるもので、後から魚介がふわっと香ります。ダブルスープ方式で作られているそうです。13湯麺のスープとは異なり魚介系を使用することで、安定した旨味でよりわかりやすく、万人受けする味わいになっているのかなと思います。じんわり優しく身体に染み渡るようで美味い。麺は店内にある製麺機で作られた自家製麺。なめらかさと力強さが同居した、いかにも寺子屋らしい麺。松井氏は自身の持っているスキルを惜しげも無く伝授しているのかな?
つけめんの麺もらーめんと同じく細麺です。なめらかなのはもちろん、つけめんとして食べると、改めて啜り心地の良さと強度を感じられますね。この細さでこれだけの存在感はすごいなぁ。つけ汁は醤油の旨味がふんわり感じられ、そこに嫌味のない程度に酸味が効いており、ざる蕎麦感覚でさっぱりといただけます。