2010年5月15日オープン。店主は千葉や都内に店舗を構える「漁だし亭」で店長を勤めた人物だそうです。なのでここで味わえるラーメンは単なる魚介系というか「魚」をテーマにしたものが多いですね。関係ないけど入り口の天井がやたら低いですね〜。入り口だけ見ると伊藤@王子神谷っぽくも見える。店内はカウンターのみで小ぢんまりしていますが何かいい雰囲気。
鯛って刺身でも煮魚でも美味しいですが、出汁を取っても上品ですごくいい味を出しますね。もちろんスープの取り方も良いんですけど出しゃばりすぎない程度に香ります。ただその鯛の出汁を引き立てているのは鶏ですね。角を落としているというか丸みを持たせています。すごく丁寧に作られたのが伝わってくるようなスープです。正直、麺と絡むと印象がぼやけてしまう気がする。このスープで茶漬けを食べてみたい。
もともと期間限定メニューだったものが定番メニューになったそうですね。つけ汁は湯のみのような器で提供されます。梅肉を絡ませた中細縮れ麺に昆布の出汁が効いたつけ汁を合わせていてあっさりいただけますね。つけ汁には塩昆布とメンマ、三つ葉が入っています。上品な旨味と爽やかな風味が特徴的なつけ麺で、ボリュームを求める人には物足りないかもしれないけど個人的には結構ハマりました。