かつて大行列店だった環七の土佐っ子の流れを汲む。僕は世代的に環七ラーメンブーム時代の土佐っ子の味は知らないのですが、こうして受け継がれているのは良いことですね。手賀沼ふれあいロード沿い、県道8号(船取線)との交差点近くです。店の裏手に駐車場あり。
上から見ると普通の背脂系ラーメンですが、背脂は作る工程で2段階入れられます。そしてこのラーメンはあらかじめよくかき混ぜてから食べます。そうすると底に沈んだ醤油ダレがスープ、背脂と混ざり、一気に全体が醤油色になります。かなりこってりしていますがしょっぱさがあるので、ある種の相乗効果で重たさをダイレクトに感じにくくはなっています。一度好きになったら抜け出せない中毒性を持ったラーメンですね。
4年ぶりの訪問。このラーメンにはまったわけでは無いけど、土佐っ子系は他にはない強烈な個性を持ったラーメンだし、深夜訪れる特別感も手伝って久々の訪問でワクワクさせられます。ただ味の印象としては、前回より食べやすいラーメンになったというか、背脂も醤油もインパクトが弱くなった(それでも強いけど)面白みに欠けるラーメンに感じたなぁ。