2005年7月オープン。必勝軒@津田沼出身の店。店内の製麺室で打たれる自家製麺を使用した、つけめんや油そばなどが人気です。店名の意味は「兎にも角にも一度味わってみてください」とのことです。
麺は店内の製麺室で打たれた自家製麺。泳がせて茹でられたものを平ざるで上げています。みずみずしさと噛んだ時のもっちり感があります。恐らく打ちたてですかね。必勝軒ではつけ麺はその日の打ちたての麺を使っていましたね。そこに豚骨や鶏ガラに節系をガツンと投入した濃厚なつけ汁を合わせています。適度な粘度もあり麺との絡みも抜群です。燻製されたチャーシューや味付玉子は少し意外な気もしましたが、しっかりしたつけ汁なので風味を大きく損なうことはなかったです。
およそ3年空きましたが相変わらずの人気ぶりですね。たぶん同じ松戸にとみ田がなかったらもっと行列店になっているんじゃないかな。こちらのメニューは意外と注文する人が多いです。通常のラーメンよりスープが少なめで油を多くしたような感じです。濃厚豚骨魚介系の油そばですが、ジャンクガレッジのまぜそばのようなジャンクさがありますね。追加の温泉玉子によってジャンクさが増します。さらにもっともオリジナリティを発揮するのが、このメニューには割スープが付いてきます。半分くらい食べ終えたところでスープを投入すれば、豚骨魚介ラーメンとして食べる事が出来ます。
ラーメンはオープン当初に食べた以来で久々です。豚骨魚介のカテゴリーということで豚骨や鶏ガラ、魚介出汁を合わせたスープですが、牛すじのコクを加えているところが特徴的です。濃厚ではありますが強すぎない適度なバランスで抑えられており万人に受けそうな味。ブラックペッパーが味を引き締めています。自家製の太麺は泳がされ茹でられ平ザルでサーブされます。やはり打ちたてのようで適度な水分に心地良い弾力がありますね。
ありそうであまり無い豚骨魚介の油そばですが、兎に角らしく洗練された味に仕上がっています。食べ応えもありつつ魚介出汁による食べやすさもあり、割りスープ付きで食べ方も楽しめる万能な油そばですね。