2003年7月オープン。大勝@柏出身の店主が江戸川台に創業した流山本店に始まり、新松戸にも支店がありましたが現在は柏店のみとなっています。創業者の方はすでに業界を離れているので柏店が本店を受け継いだということになりますね。柏駅からも近いですが店の隣に駐車場もあります。
1玉130gで+¥50で中(1.5玉)、+¥100で大(2玉)もあります。表面にラードで蓋のしてあるアツアツのスープは、九十九里産の煮干しや鰹節など品良く効いています。もともとは大勝@柏系なので永福町系ということにはなりますが、タイプとしては若干異なりますね。煮干しの鮮烈なインパクトこそ無いものの、毎日でも飲みたいくらいやさしい味わいのスープです。
麺は1玉160gでらーめんのように大まであります。学生限定で3玉というのもありましたね。らーめんの延長のようなイメージで、より醤油の旨味をはっきりさせています。同じ麺を楽しむつけめんにあっても蕎麦のような感覚です。食べ方も蕎麦のように麺をつけ汁に浸しすぎずにサッと潜らせるくらいが良さそうです。
「ほうめん」と読みます。辛さはちょい炎、1炎、2炎、激炎の4段階から選べます。盛りつけられた香辛料ときざみねぎの上から熱した油をかけています。舌に直接くる辛さではなく香りをうまく活かした辛さです。ストレートな辛さではなく、辛みさえもやさしく表現するあたりが夢館らしいですね。
煮干しが出すぎることなく、かつお節、さば節、昆布、野菜等の素材が全体として調和しているので品の良さを感じるのだろうな。もちろん煮干しの苦味が感じられるようなスープも個人的には好きだけどね。ただ夢館は個性を強調しなくとも、しっかりこの店の味として印象に残すという難しさを体現していますね。
比較的小ぶりなサイズの焼き餃子6個入りです。このサイズだからこそ皮のパリパリ感が感じられますね。
つけめんと同じく小は1玉です。忍はにんにくの「にん」ですね。ベースは基本のつけめんと同じですが、細かいにんにくチップの香ばしさと玉ねぎに甘さが加わりパンチの効いた味になっています。下記はメニューの説明書きです。「自家製にんにくチップとにんにくラードでほど良い風味を加えました。匂いもあまり残らないのでお仕事中の方も安心してお召し上がりいただけます。」