高崎駅西口からほど近い路地に佇む人気店。この辺りはこぢんまりしたお洒落な居酒屋やバーが立ち並びます。もともとはこちらの店舗も、店主の父親が居酒屋を営んでいたそうですね。決して広くはないですが居心地の良い雰囲気です。なお、店名は「だいだらぼう」と読みます。各地で言い伝えがある国づくりの神とも言われる巨人、ダイダラボッチに由来しているそうです。
地元群馬の上州地鶏やキノコや野菜等を使ったスープです。煮詰まったようなトロンとした舌触りが特徴的で、醤油は控えめなのに対しキノコの旨味が強く出ていて、あまり馴染みの無い独特な甘みを持ったスープですね。無化調なのは良いことですが、旨味の軸が定まっていないような、不思議な感覚に陥りました。鶏節とは、鶏の胸肉を鰹節の要領で作られたものだそうです。良い意味でクセが無く一瞬鰹節とも錯覚を起こしそうでした(^^;)。スープに馴染ませると鶏の旨味が補強材となりますね。麺は特注の中太麺。バラチャーシューも群馬県産の豚肉。炙られていて美味しい。変わった型の器ですが、スープ、麺ともに量は少なめかな。