TV番組で佐野実氏の手ほどきを受け、支那そばやの暖簾を手に入れた店主の店。店内は広々していて、待ちスペースもありベンチを設置するなどの心配りが見受けられます。
丸鶏や昆布を主体に魚介の旨味が溶け込んだスープで、繊細というよりも力強さを感じますね。表面の揚げねぎはアクセントとしては良いのですが、ちょっと多すぎてスープを邪魔しているようにも感じました。麺は低加水の細麺で少し柔らかめな茹で加減です。師匠の味には及ばないかもしれないが、紛れもなく支那そばやの味。この味が群馬で味わえることが何とも不思議な感覚です。