かつて鵠沼海岸に本店がありラー博に出店してほぼ同時に閉店。それからはラー博店を本店としてきましたが、久しぶりに本店が路面店として復活しました。もともと新たに店を構えるつもりだったそうですが、大型の製麺機を置ける物件がなかなか見つからなかったそうです。製粉機にもこだわりを持っていて、ステンレス製で電気冷却をしながら挽くことによって小麦の香りを逃がさないようにしたのだとか。いや〜すごいですね・・・。
スープは鶏が軸となっているものの、さまざまな厳選食材が使われてる重層的な旨味。複雑なのですが何かが主張しているというわけでもなくまとまっています。特徴というと、逆にそれが癖だったりするわけですが、非常に洗練されていてそういうものが無いのですね。麺はなめらかな食感とコシがありつつ、小麦の風味もしっかり閉じ込められています。粉っぽい麺ではないのに、ここまで風味を感じられるってすごい。