2007年4月8日オープン。三重県を代表する有名店です。店主は社員食堂で調理師として働いていた経験はあるものの、ラーメンに関しては独学のようです。朝7:00から店頭で記名ができ、10:30から食券を購入し、11:00オープン時に記名順に呼ばれるというシステムです。記名時に食券購入させないのは何か意味があるのかな?敷地内に駐車場はありますが、店舗駐車場は9台分のみなので注意が必要です。
着丼時に鶏チャーシューが倒れてしまい、従業員の方がわざわざ直しに戻ってくれました。余程写真を撮りそうに思われたのかな笑。ただここまで徹底しているのは初めてです。三重県産熊野地鶏に煮干し等を合わせた無化調スープ。スープ表面には焦がしネギや、その香りが移った油が動きを見せるものの、出汁自体はわかりやすいものではなく、塩ダレの尖った感じもなく全体として非常に穏やかにまとまっています。麺は北海道産の小麦をブレンドした、オリジナルの無双小麦を使用した中細ストレート麺。無垢な香りと滑らかな食感が特徴的です。チャーシューは肩ロースと熊野地鶏の2種。地鶏のチャーシューはソーセージのような食感で、ブラックペッパーがほんのり効いて美味。ワンタンは肉っぽさのある餡に生姜の風味がしっかり。くんたまに関しては、半熟煮玉子もトッピングメニューにあるのに、わざわざ用意されているのが気になり追加しましたが、たしかにこれは美味しい。お酒のつまみにもなるね。あとは、ここまで綺麗に揃えられたメンマは初めて見たかも笑。もちろん味も良いけどね。個人的には何かもう1つ尖っている部分があっても良いと感じたけど、全体的に高水準でバランス良くまとまっていて、人気があるのも納得の一杯です。