2004年2月オープン。実際修行していたというわけでは無さそうですが、店主は麺屋武蔵の影響を受けているそうです。メニューは醤油、塩、味噌、つけめんとあり、そのどれも完成度が高いと評判の店。しかもそれぞれにテーマ性のある特徴を持たせているのが凄い。
とりそばは鶏白湯のスープで塩味ですが、最近多い野菜のとろみやゼラチン質を蓄えたようなものではなくさらっとしています。しかしながら鶏の旨味が丁寧に引き出されていますね。自慢のスープを堪能させるためか塩加減は控えめ。麺は中細ストレート。かいわれ大根が箸休めになります。全体的に落ち着いたバランスのラーメンで個人的にはかなり好みでした。
スープは和風ダシが全面に出ています。麺屋武蔵@新宿のようにサンマ節を使用しているそうですが煮干しもかなり強い。苦味も結構感じますね。麺はもっちりとした歯ごたえがあるフレッシュな麺ですが、もう少しざらっとした麺の方が一体感が増すような気がしました。