2003年3月5日オープン。ZUND-BAR@厚木の2号店として都内初進出。店名の由来は、丹波山系の東端、大山(阿夫利山)の麓から湧き出る自然水を使用したことからだそう。たしかに表の看板にも漢字で「阿夫利」と書かれています。
透明度の高いスープですが丸鶏のふくよかな旨味と魚介のすっきりした旨味、さらに香味油が合わさって、塩ラーメンなのに重層的で複雑な味わいです。ZUND-BARと比べるとまろやかというか、シャープさが無いようにも感じるのは鶏油の量の影響なのかな。こういうラーメンは神奈川淡麗系って言われている通り、くじら軒や中村屋、支那そばやなど、神奈川県には多いタイプですが都内でもまだまだ少ないですね。
プラス¥100で麺を真空平打麺に替えることができます。鶏油も追加したのでスープにコクがプラスされ、結果的に通常より強めの麺との相性が良くなりました。
前回の更新は2006年で止まっていますが定期的に何度か通っていました。すっきりしていながらも複雑で分厚いダシにしゃっきりした細麺。鶏油に香味野菜の香り付けをしていて、全体的に立体感のある複雑な旨味で構成されています。僕はあまり同じ店に何度も通うことはないのですが、この塩らーめんは心底好きなんだろうな…。
ゆず塩らーめんをただ冷やしにしただけではなく、昆布や魚介系をよりしっかり感じられるスープ。思いっきりキンキンに冷やされたという感じではないですが、動物性の油分が凝固してしまいますからね。ゆずの程よい酸味があるジュレが添えられており涼しげです。冷やしは残念なパターンも多いですが、丁寧に作りこまれていてしっかりAFURIらしさを感じられます。