1996年10月オープン。動物系スープと魚介系スープを別々に採ってブレンドするダブルスープ方式を広めた、東京を代表する有名店。淡白ながら魚介の芳醇な香りが特徴的な東京ラーメン。それに対し濃厚でインパクトの強い九州ラーメン。この2つの長所を合わせ持った中華そばを提供しています。この店に影響を受けた店は数知れず、それらの店を総称して青葉インスパイア系と呼ばれていますね。
本店はかなり久しぶりに来ました。今では青葉インスパイア系の店がさらに個性を高めており、かつて流行したダブルスープという言葉より豚骨魚介というワードが定着しています。ただやはり礎を築いた味であり慣れ親しんできた味である青葉のスープは格別ですね。脂が少なく動物系スープの濃度もそれほど高くないですがしっかりとコクがあり、後から追いかけるように魚介の香りがやってきます。麺や具も高い完成度ながらスープとの相性も計算されていますね。今食べても素直に美味いと感じます。