2003年7月オープン。護国寺の人気店「柳麺ちゃぶ屋」店主の森住康二氏が手がける2店舗目は塩ラーメン専門店。場所はちゃぶ屋から道を挟んでの目と鼻の先です。カウンター10席のみの店内は和を強調させながらもスタイリッシュな空間。
丸鶏、水出し昆布を主体としたスープ。そこに椎茸等の旨味も合わせています。モンゴル産の塩を使っているそうですが、塩ダレではなくスープそのものに味をつけられています。その影響か塩そのものに角が無いのか塩味は1歩引き、やや甘味を感じますね。スープの表面には揚げエシャロットやニンニクの旨味が集中し、全体的に複雑な旨味の層が出来ています。麺は3種の国産無農薬小麦をブレンドしたという自家製の細麺。滑らかさがありますが香りもしっかり感じられます。非常に長さがありやや食べづらいですが、スープの引っかかりを良くするため敢えて長めにしているのかな。バラチャーシューは箸で崩れる柔らかさ。全体的に綺麗にまとめ上げられておりさすがの完成度です。