常連客や弟子から「家元」と呼ばれる店主の一条安雪さんは、元々札幌で屋台からスタートし、後に1983年に早稲田にがんこらーめんをオープン。その後数回店舗の移転を繰り返しましたが、2007年4月に西早稲田からここ東池袋に移転。これまでの「元祖」から「新」に変わりました。店頭に牛骨がぶらさがっているのは営業中の証。黒いテントには前の店の名前がうっすら残っていますね。
牛骨、豚骨、鶏ガラスープに煮干し、鯖節、スルメ、昆布等を使ったスープです。がんこと言えば塩味をしっかり強調したキレのあるスープのイメージですが、思っていたより塩分濃度が抑えられ、和風出汁の旨味が主張しています。こちらに移転して味を若干変えたそうですね。麺は中細ストレート麺。表面はつるっとシャープな印象ですが噛むともっちりしたもの。メンマが少し甘かったです。