2000年4月19日オープン。化学調味料不使用のラーメンを提供する、東京のラーメンを語る上で外せない有名店ですね。麺屋武蔵@新宿などと同様で、店主は以前アパレル業界に身を置かれていたそうです。青葉@中野に影響を受けたということですが、今は完全に独自の味として認知されていますね。
利尻昆布や本枯れ鰹、宮内庁御用達野菜など高級食材を使用したスープです。適度に粘度がありますが濃すぎたり油っぽかったりせず非常に飲みやすい。たぶんわざと温度を低めにしているのだと思いますが、それによって魚介の香りを感じやすくなっています。ねぎが入らないのはこれだけ完成されたスープの味を壊さないためなのかな。麺は低加水でさらに茹で加減も固め。個人的にはもう少し柔らかめがいいな。口の中からスープが引いた後も麺だけ少し残っている感じがしました。
杏仁プリンとともに人気のデザート。胡麻がいいアクセントになっていて甘すぎないので食後にぴったりです。
昼、夜各20食限定メニュー。塩味ですが豚骨主体の白濁スープです。ノーマルのらー麺同様にトロンとした口当たりですが適度な濃度。後から鰹が品よく香るすごく優しいスープ。最高級の本枯れ鰹を使っているようです。このスープめちゃくちゃ美味い。麺は中細麺で少し柔らかめ。この麺はスープのスローな雰囲気とすごく合っています。麺にも鰹節を練り込んでいるみたいですね。具はチャーシュー、メンマ、海苔、ねぎ、大麦鰹まぶし、揚げれんこん、三つ葉が入ります。
定番のデザートです。プリンはココナッツが香りレモン風味のソースがかけられています。上に乗るフルーツは時期によって変わるみたいですね。意外と甘みがストレートです。美味しい。
通常のらー麺は約4年ぶりです。スープそのものも以前とは少し変わって動物系の濃度が増して粘度も高くなっています。青葉インスパイア系って括られていたものが豚骨魚介系ってなった感じ。これはこれで受けるだろうし、もしかしたらこっちの味の方が好きだっていう人もいるかもしれないけど、個人的には以前の味の方が好みだったな。
カビ付けをし旨味や香りが強い最高級の本枯れ節を使ったラーメンです。前回のらー麺が豚骨の濃度が上がったように感じ、自分の好みと少し外れてしまった印象を持っていたのですが、今日は豚骨出汁も重たくなりすぎず、それに加え本枯れ節の風味が強調されたリッチなスープ。これは旨くないはずがないよね。
前回に引き続き注文。やっぱりこのスープは絶品だな〜。豚骨ベースに鰹の風味をしっかり効かせながらも、品良くまとまっていて飲みやすいスープ。最近はもっと濃度を高めた豚骨魚介が主流ですが、僕はこういう品良くまとまっているラーメンの方がずっと好みなんだよね。
新メニューですね。どのような感じでくるのか想像がつかなかったのですが、自家製ラー油はさほど辛さはなく動物系スープに支えられており、風味に変化を与えるような前に出過ぎない役割。もっと辛さを強めてもおかしくはないですが、結果的に斑鳩らしさを外れることなく上手くまとまっています。少し担々麺っぽいイメージを持たせるためなのか、胡麻やスパイスが振られています。
前回食べたらー麺よりもかつてを彷彿とさせる味です。オープンして10年以上が経ち新しさを感じることはないかもしれないけど、今食べてもやはり洗練された味だなぁ〜。何かが突出したものではなく渾然一体とした分厚いスープですが優しい飲み口。麺や具材を含めレベルの高さはもちろんのこと一体感が素晴らしい。
以前はこの近くで働いていたこともあり頻繁に通っていたので少し久々の訪問となりました。ということで基本のらー麺。今日は魚介がやや控えめで動物系に寄ったバランスのスープです。もう少し魚介が顔を出して欲しかったですが、トロンとした斑鳩ならではの口当たりは相変わらずで、巷にあふれる豚骨魚介とは一線を画す味です。化学調味料不使用でもここまで旨味に溢れたスープを体現しています。
昼夜10食限定メニューです。鰹節の出汁がしっかり出ており、白醤油は見た目よりしっかり醤油の風味があり、やや甘みも感じますね。麺は通常のらー麺より細めのストレート麺を採用しています。「スープは大量の本枯れ鰹節や利尻昆布等の魚介系のみで濃厚な一番ダシを取りました。仕上げに油を浮かべ、魚介系のみの香りとコク豊かな一杯をお楽しみください。」
生玉子ではなく温玉の玉子かけご飯です。タレが少量なのでやや薄味です。玉子の味を生かすのもそうですが、ラーメンのスープと一緒に楽しむという意味があるのかもしれません。