2024年9月1日オープン。らぁめん小池@上北沢系列の8店舗目となります。ラーメンはなく「昆布水つけ麺」を提供するつけ麺専門店です。新宿駅と小田急線の南新宿駅との中間に位置しており、すぐ近くにはつけ麺の名店である風雲児がありますね。
麺は200gと300gが同料金です。こちらはデフォルトの昆布水つけ麺(¥1000)に味変スープが3種付いたメニューです。写真の4つのつけ汁の中の、右下にある大きな器がデフォルトのつけ汁、右上が東京クラシック、左上が冷やし豆乳担担、左下がなめこおろしです。カウンターに記載されいている美味しい召し上がり方を参考に、まずは薄口醤油タレを合わせたカツオ昆布出汁に浸かった麺をそのままいただきます。出汁をまとった優しい味でこのままでも食べられますね。続けて卓上にある藻塩を一振りして食べるとさらに出汁の旨味が引き出されます。メインのつけ汁は動物系はほぼ感じず、魚介出汁メインのあっさりした味わい。麺を進ませる塩分はあるものの麺が主役となるようなバランスが保たれています。ちなみに麺は京都にある麺屋棣鄂の中細麺。小麦の風味と滑らかな食感が共存したこのメニューにぴったりの麺ですね。さて、味変のつけ汁はまず東京クラシックから。甘辛酸が効いた魚介出汁の香るつけ汁ですが、古さは感じないしこれ単体で食べてみたいくらい美味しい。中には小さめのチャーシュー、メンマが入っています。続いて、冷やし豆乳担担は名の通り、豆乳ベースの担々麺風つけ汁で、底にはひき肉が沈んでいます。最後になめこおろし。これは蕎麦やうどんに合わせるようなつけ汁ですね。先日群馬県の水沢うどんを食べた時にこういうツユが出てきたのを思い出しました。豆乳担担やなめこおろしは恐らく単体でメニューにするような感じではないので、こういう形で食べられる楽しさがありますね。