2011年5月12日オープン。2008年10月に立川のラーメンスクエアにあった「麺屋 にゃみ」が路面店として移転した「麺創研かなで」がこちらに移転しました。もともとあった場所には系列店の「麺創研 かなで 紅」が入っています。店主はもともと自作ラーメンをブログで紹介し、いよいよ本格的にラーメン店を始動させた山口氏。麺創研とはラーメンを創造する研究所という意味かな?
鶏油が膜を張り輝きを放っていますね。スープには5種類の煮干しを使用していますが、3種類の煮干しはスープを採るために、残りの2種類は追い煮干し用として、提供直前に小鍋で温める際に使われるため煮干しの香り全開です。旨味だけでなく苦味もしっかり出していますが、醤油の旨味や鶏油が丸みを持たせており、結果的に非常にクセになるスープ。自家製麺はしなやかな細ストレート麺。煮干し以外の要素にクッション性があり、全体としては良い落としどころでまとまっていますね。チャーシューは低温調理された豚、鶏、味玉は名古屋コーチンの玉子を使用しています。