2011年2月17日オープン。都内に数店舗展開する人気店「けいすけ」の新店舗。それぞれの店にコンセプトを持たせていますが、こちらは住吉、湯島に続き肉そばをメインに据えています。白山通り沿い。東京メトロ神保町A5出口より徒歩2分。
オープンから2日後に訪問。さすがに人気店の新店舗というだけあって行列を作っています。メニューは肉そばの醤油、味噌、極み塩、さらにはつけそばと餃子など。基本の肉そばは一般的なチャーシューメンより肉に埋め尽くされています。天然醸造の醤油を使った醤油ダレは旨味、風味ともに強く、スープの色の割にはしょっぱさはないかな。低加水の中細麺もスープを吸うし、甘辛く味付けされた豚肉も醤油仕立て。全体的に醤油の風味に支配されている中で、生姜が清涼感をもたらし味を引き締めてくれます。
つけ麺は肉そばとはまったく違うベクトルを持っています。というか毎度お馴染み豚骨魚介系です(^^;)肉の旨味に溢れていて背脂も加わってドロドロですね。中には角切りのチャーシューが沈んでいます。麺はカネジン食品の黄色がかった中麺。つけ麺としては細めの麺ですね。つけ汁が麺にすごく引っかかってくるので、あえて味付けは薄めにしているのかな。でも、しょっぱさは抑えているけど背脂以外の甘みが少し気になった。卓上に刻みタマネギが入れられるので味に変化をつけられます。ただせっかく肉を全面に打ち出した店のコンセプトなのに、つけ麺は無難な仕上がりで面白くはないかな。
面白味にかけるかもしれないけど、なんだかんだで豚骨魚介ってたまに無性に食べたくなる味なんだよね〜。メインは肉そばだけど結局こっちを注文してしまう人が一定数いるんだろうな。魚粉と一味の辛味が良い感じ。
およそ1年半ぶりの訪問。とりあえず写真は上げておきますが、味の印象は前回と大きくは変わらず。安定感がありますね。