2001年10月オープン。店名の「こうかいぼう」は「広く、皆に、望まれる」という意味を込めているそうです。店主の目指したラーメンは「味噌汁のように毎日飽きずに飲めて、栄養になるラーメン」です。
豚骨主体の白濁スープを一晩寝かせてから鰹節、鯖節、昆布などを加えるダブルスープ。飲み口は軽いけどコクがあり、食べ進めていくと次第に深みにはまっていくような感覚に陥ります。序盤にピークを迎える豚骨魚介系とは全く異なりますね。タレも醤油と塩をブレンドし繊細さがあります。温度をやや低めに設定しているのは香りを楽しむのにベストだからなのかな?香りと言えば麺も小麦の香りをしっかり感じさせます。具も適度な味付けで好感が持てますね。メンマが特に秀逸です。