2011年10月16日オープン。麺屋武蔵グループ出身の店主の店。武蔵出身とだけあって接客も慣れている感じですね。京成高砂駅前という立地ですが、席の背後にドアがある細長いカウンターのレトロな雰囲気の店舗です。
基本のらーめんは豚骨を主体とした清湯スープに鰹節や煮干し等の魚介をブレンド。かえしも適度に立っており日本蕎麦のような味わいは武蔵っぽさを感じられます。ただ油の存在感があるのでしっかりラーメンらしいですけどね。揚げねぎや柚子片が香りに変化を与えます。麺はカネジンのぷりっとした中太麺です。
やはり鰹節や煮干しの風味を効かせたスープではありますが、らーめんが和風の面持ちであったのに対し、やや角を感じる塩ダレに変わることでよりシャープな印象に変わります。それに合わせ麺も若干細め。低温調理のチャーシュー、白髪ねぎといった具材も変えてくるあたりが細かい演出ですね。