2009年7月オープン。店主は弱冠23歳。麺処ほん田@東十条の店主の友人であり実際にほん田で働いていたそう。というより二人とも、佐貫大勝軒グループの田代浩二氏の元で修行していた間柄です。つまり、とみ田@松戸の富田氏や麺屋青山@成田の青山氏は兄弟子にあたるわけですね。開店待ちをしていると開店時間直前に店内からスタッフが挨拶の発声練習をする声が聞こえてきます。味以外にも人気の理由があるのかもしれませんね。
基本的なメニューはつけめん(¥500)と特製つけめん(¥950)のみという潔さ。麺の量は250g。ちなみにつけめんには具は付いてこないので追加しないとねぎと薬味(日替わりで提供されますが、この日は豚ひき肉を甘辛く味付けされたものでした)のみです。素ラーメンは見たことあるけど素つけめんってのは見たことないかも…。ただ食べてみると素つけめんをメニューに据えた理由がわかる気がします。麺はうどんと見まがうほどの超極太の自家製麺。12分間も茹でられますが、しっかり弾力があって一度に食べると喉に詰まりそうになる程の強靭さがあります。つけ汁は濃厚豚骨魚介ですが丁寧に裏ごし処理がされており、スープに個体が浮いていないため相当な滑らかさがありますね。また、大勝軒とは異なる甘みがあります。砂糖ではなく果物のような軽快な甘さで心地良い。果物と言えば卓上にフルーツ酢が置いてあり、途中でさっぱりとした味変ができます。この酢は美味しい。追加の具材に関してはつけ汁を引き立たせるためか控えめな味付けに留めています。これ具材を別皿で提供したくなる気持ちもわかるな~。正直、この手のつけ麺が多すぎて食傷気味だったけどこれはレベルが違いますね。
これも店主が作ったそうな。表面はカラメルがパリッとしていて中のカスタードはバニラ風味です。ちなみに女性と子ども限定で、女盛というメニューがあり麺の量が少なくなる代わりにこちらが付いてきます。
今回は味玉のみ追加しました。相変わらず旨い。麺とつけ汁だけで十分完成しているなぁ。まだ新店だけど既にこのジャンルのつけ麺に関してはトップクラスだと思います。ただ今回はつい大盛にしましたが、完成度が高いとはいえピークが前半に来るので普通盛で十分でした。。。ちなみに、中盛り(300g)+50円、大盛り(400g)+100円、特盛り(500g)+150円、男盛り(600g)+200円、女盛り(200g)女性のみ、自家製ブリュレ付+50円となってます。