2010年5月1日オープン。タイムスリップしたかのような雰囲気の店だけど、ここは1949年(昭和24年)創業の名店「江ぐち」であった。孤独のグルメの作者でもある久住昌之氏が小説中華そば「江ぐち」を書き下ろしたことでも有名な店ですが、店主が亡くなり2010年1月に閉店。もともと江ぐちにいらっしゃった方が店名を変え引き継いでいます。
店主の奥さん(?)が荷物を置く椅子を持ってきてくれてありがたい接客だなと思っていたら、ELLEGARDENのTシャツを着ていてそっちの方が気になってしまった。コの字型カウンターの狭い店内なので厨房もよく見えますね。家庭用のものを大きくしたような鍋で麺やワンタンを泳がして茹でられています。たまに生卵も落としています笑。もちろん定期的に茹で湯は変えているけどね。調理工程をよく観察していたはずなのに僕のラーメンがいきなり運ばれてきた。いつ作ったのだろう笑。シンプルながらもしっかりこの店のラーメンの顔をしているのは、自家製麺の存在が大きいからだろうね。この麺は所々芯を残したような固さがある個性的な食感。味が似ているとかではないのだけど、このラーメンは立ち食いそば屋のかけそばの感覚に近い気がした。庶民的だけど独特でもあり、一見雑なのだけど計算されていたり。店の雰囲気も合わさってそう思わせるのかもね。いずれにしても長年の宿題店に行けてよかった。