2008年6月2日オープン。以前こちらで仮営業し、その後渋谷に移転した「凪」が帰ってきました。こちらは煮干ラーメンの専門店。このゴールデン街は飲食店が密集し、昭和の佇まいというか異空間に紛れ込んだような感じ。こちらの店舗も、人とすれ違えないほどの細い階段や狭い店内もディープな雰囲気。店頭にはあのラオウの名台詞「わが煮干に一片の悔いなし」(ちょっと違うか笑)と掲げられています。
スープの準備中のようで、30分くらい待たされたのでネギ増しにしてくれました(^^;)この店に来る時点で煮干が苦手な人はいないでしょうが、とにかく強烈な煮干臭。1杯に50g以上の煮干を使っているのだとか。たかはし中華そば店@弘前ほどではないが、煮干の旨味だけにととまらず、酸味やエグミも出した上級者向けの味です。しょっぱさはないが旨味が豊富なたまり醤油との相性も抜群。あとは、大きめに切られたネギが煮干臭をリセットする役割を担っていますね。そこに合わせる自家製麺は、加水率45%の太縮れ麺。苦味に対してのみずみずしさのギャップが見事。さらに、「いったんも麺」というワンタンの皮のような幅広の麺が入っています。