1947年(昭和22年)創業。目白駅から徒歩1分の閑静な街並に佇んでいる小民家風の店舗。大きな看板もラーメンの文字もないので、知らない人は普通に通り過ぎてしまいそう。また取材拒否店のようなのであまり話題に上がることもないのかな?もともと新宿西口で営業されていたそうです。戦後のすさんだ心に潤いをということで、当時大流行していた「三角くじ」からとって店名にしたとのこと。子ども連れの入店は不可、携帯使用禁止などのルールが書いてありました。4人掛けテーブル席にカウンター9席の計13席です。
春木屋@荻窪を意識した三角形の海苔、ではなく店名に合わせてか(^^;)スープからはかなりの湯気が立っており、スープの風味を感じにくい程とにかく熱い。落ち着いて味わうと、丸みを持った清湯スープに生姜を効かせています。甘さも含んでおり、生姜の爽やかさを当てて調和を取ろうとしているのかもしれないけど、それぞれを個々に感じてしまい、いまいちピントが合っていないような。麺に関しても存在感のある太麺で、単体で見たら悪くないんだけどこのスープには強すぎる。麺の強靭さから想像はついたけど、わんたんは皮がしっかりしていて美味しい。スープ、麺、ワンタン、シナチクなどそれぞれの主張の強さはあるけど、全体としてもう少しまとまっていると良かったな。