2002年4月オープン。自らの店舗運営の傍ら数々の有名店を手がけるラーメンプロデューサーの渡辺樹庵氏の店。和風モダンな造りでひっそり佇み、看板も目立たせていないので気づかず素通りしてしまいそうです。後に大流行する豚骨魚介系の先駆けでもあります。豚骨魚介というワードが定着する前、青葉@中野から生まれたダブルスープという言葉がありましたが、渡なべは1本の寸胴で仕上げるシングルスープです。
スープは豚骨や鶏ガラを煮込み一晩寝かせ、そこにカツオ節、サバ節、煮干し、昆布などを投入。どろっとした粘度があり非常に多くの素材を使用していることが想像できます。しかしながら動物系素材以上にカツオ節やサバ節が強く効いており、ざらっとした舌ざわりを感じられるほど。濃度をしっかり高めつつも残る印象は「和風」なんですね。麺は茹で加減とかではなく、小麦がぎっしり詰まってた固さのあるもの。ややざらっとした舌触りがスープによく合います。具材はやや濃いめの味付けでどれも美味しい。特に極太のメンマは特筆に値しますね。